スピン溶着 (スピンウェルダー)
円形又は円筒形の溶着に適している、スピン溶着はサイクルが早い、気密溶着に優れている、内部部品が入っていてもダメージを与えない、ファーフィールド溶着が可能、高品質な接合、消費電力が少ないなどの利点が挙げられます。ここでは、スピン溶着の原理及び溶着設計(ジョイントデザイン)について説明を致します。
スピン溶着とは?
スピン溶着はサイクルが早い、気密溶着に優れている、内部部品が入っていてもダメージを与えない、ファーフィールド溶着が可能、高品質な接合、消費電力が少ないなどの利点が挙げられます。ここではデュケイン社のスピン溶着機についてご紹介を致します。
スピン溶着原理
スピン溶着は溶着されるプラスチック部品の上下をしっかりと保持した後、上部品が高速回転(最大約4,000 rpm)と同時に加圧をしながら下降していきます。上部品が下部品に接触すると境界面で強力な摩擦熱が発生して溶融・溶着を行います。
スピン溶着設計 (ジョイントデザイン)
以下に示されている様に一般的にはシェアジョイントが使用されます。インターフェアランスは0.3mm - 0.5mm、溶け代は0.3mm - 1mm程度です。