超音波溶着設計 (ジョイントデザイン)
製品の溶着を成功裏に導く場合にはソフトとハードの両方が最適な状態である事が重要になります。ソフトは超音波溶着設計(ジョイントデザイン)で溶着する2つの溶着部にエネルギーダイレクターやシェアジョイントと呼ばれる特殊な設計を金型に設け、成形を行います。
アプリケーションノウハウ (Application Know-how)
超音波溶着を成功に導くにはソフト(アプリケーション)とハード(溶着機)の両方の技術が効果的に働いて初めて成し遂げられます。又、溶着時の条件設定も大きく寄与します。これら3項目の全てが適切に作用する事が最も重要となります。新しい製品の開発時には是非、最初から弊社へご相談頂ければ最適なデザインを推奨させて頂きます。
超音波溶着設計 (ジョイントデザイン)
ジョイントデザインは超音波溶着を成功に導く為に非常に大切なソフトウェア技術です。超音波溶着機の性能が良くても、溶着部のジョイントデザインが適切でないと、良好な溶着結果を得る事が出来ません。ジョイントデザイン(ソフト)と溶着機(ハード)の両方の相乗効果によって、初めて厳しい仕様を満足する製品が生まれます。最適なジョイントデザインは形状、材質、仕様によって設計されます。形状は大きさ、複雑さ、溶着部までの距離などです。材質は非晶性樹脂、結晶性樹脂、ガラスなどの充填材などが考慮されます。仕様は外観、内圧、引張強度など、その製品の最終仕上がり状態です。
基本的なジョイントデザイン
溶着設計(ジョイントデザイン)断面写真
下左側はエネルギーダイレクターの拡大写真です。下右側はシェアジョイントの溶着断面を示しています。エネルギーダイレクターかシェアジョイントを設計するかは形状、材質及び仕様によって決定します。
エネルギーダイレクター
シェアジョイント