透明同士の溶着も可能なプラスチック用レーザー溶着機 NRGtシリーズ
デュケインのプラスチック部品用レーザー溶着システム・NRGtシリーズは、レーザー吸収材無しでも透明部品同士の溶着が出来るように設計されています。透明樹脂におけるレーザー吸収率を大幅に増加させた最新のレーザー技術で、光学的にクリア(透明)な製品でも高度に制御されたレーザー光で安定して溶融させることが出来ます。デュケインのクリア・トゥ・クリア(Clear-to-Clear)用レーザー溶着システムは、医療部品、電子機器、自動車部品、家電製品など様々な業界において、画期的な進歩を提供します。この最新のレーザー溶着技術は、大量生産の自動ラインでも、少量多品種のスタンドアロンシステムでも活用されています。
デュケインのフレキシブルなレーザー溶着システムは、独自のカセット方式を採用し、治具交換を簡素化して短時間で段替えができるように設計されています。自動治具認識機能は、接続された治具のIDをバイナリ信号で読み取り、保存されている設定を自動的に読み込みます。治具I/Oは、多数個取り、各種センサーとの連動、ワークのクランプユニットなどにも対応しています。
プラスチック用レーザー溶着機 NRGtシリーズ特徴
- バリなどのパーティクル(異物)が発生しないクリーンな溶着
- 非接触加熱の為、振動などによる衝撃がなく、製品へのダメージがない
- レーザー吸収用の添加剤なしでもナチュラル同士や透明同士のプラスチック製品の溶着が可能
- 高度に制御されたレーザースキャンユニットで、安定した溶着品質を実現
- レーザースキャンユニット近くにCCTVカメラを搭載し、タッチパネル上で溶着部の様子を確認することが可能
- 専用の制御ソフトウェア「LaserLinQ」により、直感的な操作
- カセット式治具は短時間で段替えが可能で、予め保存していた設定を瞬時に自動読み込み
スタンドアロン型レーザー溶着システム