食料品業界への超音波技術
過去に於いて、チーズやケーキなどの食品のカット(切断)は機械的(包丁)や熱線などが用いられてきました。しかしながら、これらの方法はカット面が汚い、くずの排出、潰れ発生など問題が発生しておりました。現在は超音波振動を利用した、食品のカットが世界的に利用されております。理由は既存の技術に対して数多くの利点があるからです。清潔性、外観を重視する日本人には最適な加工方法を提供出来ます。
清潔・高品質なフードカット技術
超音波を利用したデュケイン社の食品加工は、従来の切断ブレートの連続的な清掃によるダウンタイムを低減し、さらに速い加工時間を実現できます。超音波機器は生産の効率化、食品の無駄をなくし、メンテナンス費用を抑え、色々な食品の加工アプリケーションに対して新しいカット、スライスなどを提供します。
食品のカット例(Food Cutting)
- グラノーラ
- 甘草の根
- イチジク
- サンドイッチ
- キャンディ
- ねり粉
- チーズ
- ケーキ
- 巻物
- 冷凍魚
- パン・軽食
- 菓子
超音波カットの利点(Advantages)
- 製品は綺麗に安定してカット
- カットは僅かな加圧力
- カット品質は最高の外観
- 清掃などの非稼動時間の低減
- 重ねた食品でもカット面は汚れない
- パンくずの低減
- カット工程での潰れを防ぐ
- 広範囲のカット温度レンジ
- フィラーが入っても安定して綺麗にカット
- 早いカットスピード
- 既存ラインにデュケイン装置が柔軟に対応
食品のカット用超音波ホーン例
食品をカットする超音波振動ホーンはそのカットする製品によって、様々な形状の超音波ホーンが利用されています。下図にそのホーンの一例を紹介致します。